CSR・ 環境への取り組み

緑を扱う企業として、私たちだからこそできる環境活動に取り組んでいます。

「横浜市SDGs認証制度 Y-SDGs」「横浜型地域貢献企業」「横浜健康経営」の認証取得

植栽管理で生じた枝や刈草の堆肥化や横浜市公園愛護会活動、健康への取り組みなどが評価され、横浜市が実施する認証を取得いたしました。
「Y-SDGs」とは横浜市が行っているSDGs認証制度で、横浜市の企業・団体が取り組んでいるSDGs活動を評価、認証し、さらなる活躍を支援する制度です。
「横浜型地域貢献制度」とは、横浜市内で事業及びそのほかの活動を通じて優れたCSR活動に取り組んでいる企業に認定される制度です。
「横浜健康経営」は従業員の健康づくりを経営的な視点から考え、戦略的に実践している企業が認証されます。

小櫃堰公園内パーク・ファームで収穫した野菜をこども食堂へ提供

小櫃堰公園 パーク・ファームで収穫したじゃがいもなどの野菜を「木更津ポニーこども食堂」様と一般社団法人「かんでんち」様へ提供しました。
「木更津ポニーこども食堂」様は、地域の子どもたちが安心して食事を楽しめる場所を目指して活動しており、ポニーを眺めながらお食事ができる、どなたでも気軽にお立ち寄りいただける“みんなの食卓”です。
また、一般社団法人「かんでんち」様は、日本財団・ちばのWA地域づくり基金「子ども第三の居場所助成金事業」の助成を受けて活動を開始。「地域の安心できる居場所づくり」という想いは、公園の指定管理事業ともつながっています。
今後もこうした地域との連携を大切にしながら、より良い公園づくりに努めてまいります。

こちらもご覧ください 一般社団法人かんでんち様木更津ポニーこども食堂様

一般社団法人かんでんち様

木更津ポニーこども食堂様

収穫風景

里山再生計画に伴う苗木の育成

慶應義塾大学 日吉キャンパス内の里山再生に取り組んでいます。
ナラ枯れのようなリスクを抑えるためクヌギ・コナラの植栽を最小限にし、長期的な管理の視点を考慮しつつ、四季で楽しめるような多様な樹種を植樹する計画です。
植樹する樹木は元々のその土地に生息をしていた植物の種を採取・育成したものを使用します。今回、ヤマザクラについては種や実生木の採取が難しかったため、接ぎ木で育成しています。桜の接ぎ木にあたり、(公財)日本花の会様による講習を受講しました。
同じ日吉キャンパス内の銀杏並木についても、銀杏の樹木を残すため、種を採取し苗木の育成を進めています。

「バイオネスト」による発生材の再利用

指定管理制度の小櫃堰公園において発生材を利用して「バイオネスト」を作成しています。
園路に堆積した腐葉土や落ち葉をバイオネストに運び入れ、およそ半年かけ堆肥化を行います。できた堆肥は園内の花壇等に散布予定です。本来処分する発生材を資源として活用することで、二酸化炭素削減につながっています。
また、堆肥化作業のうち腐葉土や落ち葉の集草・運搬に関しては、木更津市社会福祉協議会 就労支援事業様と協働し、ボランティアの方たちにも参加していただいています。
・バイオネストとは…管理作業で発生した植物発生材などで作るサステナブルなコンポストです。剪定枝などを鳥の巣のように組み、その中に落ち葉や不要な枝を入れて堆肥化させます。

公園愛護会活動

社会貢献活動の一環として2022年より横浜市の「公園愛護会制度」に登録し、近隣の公園で定期的に愛護会活動を行っています。
主に花壇の整備や植栽の手入れ、落ち葉拾い、ゴミ拾いなどの清掃活動をしています。
地域への貢献、交流だけでなく、社員同士のコミュニケーションやリフレッシュにも一役買っています。
緑のエキスパートとして、地域に貢献できる新たな取り組みを今後も行っていく予定です。

屋上緑化・壁面緑化

地球環境の破壊による異常気象、ヒートアイランド現象などが社会問題となっている今日において、人工地盤の緑化は急速に成長している分野です。東急グリーンシステムでは、屋上緑化や壁面緑化の研究にいち早く取り組み、これまでにも数多くの実績を残してきました。
これからも「環境にやさしく」をテーマに、地球環境の保護に取り組みます。

鉄道遮音壁緑化によるCO₂削減

鉄道のコンクリート擁壁や遮音壁を緑化しています。擁壁水抜き孔から染み出る線路からの雨水を有効活用し、管理の低減も行っています。
東急東横線元住吉駅~日吉駅間の壁面緑化は、公益財団法人 都市緑化機構が主催する第11回屋上・壁面・特殊緑化技術コンクールの壁面・特殊緑化部門にて、都市緑化機構会長賞を受賞しました。

刈芝・伐採木などの堆肥化による資源リサイクル活用

ゴルフコース内から出る刈芝や伐採木や落ち葉などを堆肥化し、資源のリサイクルを進めています。
貯留した刈芝や伐採木などをチッパーにより細かく粉砕した後、堆肥化を促進するために糖やアミノ酸を混合し、半年ほど寝かせます。それをフェアウェイなどに散布し、堆肥として活用しています。

沿線雑草を近隣農家で再利用

東急線沿線の草刈りや駅前広場の植栽管理などで生じた刈草や枝葉などの発生材を活用し、環境に配慮しながら堆肥を作る取り組みを2000年頃から続けています。処分業者と協力しながら堆肥化して再利用することにより、課題となっていた大量の発生材処分を解決し、ゴミの減量化による焼却場の負荷軽減、CO₂排出量低減にもつながりました。また、堆肥を作る作業に必要な大量の水は環境に配慮して貯水した雨水を利用。完成した堆肥は、作業場周辺の梨農家に無料配布して再利用し、資源の循環を可能にするとともに、社会貢献にもつなげています。

草の集積状況

発酵を促すために雨水を散水

梨畑で再利用

この取り組みは第2回東急グループ環境・社会貢献賞(2020年度)、環境部門において特別賞を受賞しました。

SEGES(シージェス)「つくる緑」の認定を取得

SEGES

良好な維持管理、環境保全、潤いと安らぎある美しい街づくりといった、貢献度の高い優れた緑を評価認定するSEGES(社会・環境貢献緑地評価システム)。東急グリーンシステムが設計や施工に携わった「コンフォートガーデンあざみ野」、「船橋美し学園 芽吹の杜」、「M.M.TOWERS FORESIS」などが、その評価認定を受けています。