特集

Interview “Do my Best!”

―「みどり」とともに自分自身も成長していく―緑地管理の仕事

造園事業部 環境緑化部 永野 悟司 主任

My Best Project

有明GYM-EX(ジメックス)

東京ビッグサイト様より管理受託いたしました。
この展示場は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会で有明体操場として使用された会場を都内中小企業の振興のため、東京都が整備いたしました。
展示場を訪れた人々を歓迎するかのように美しい緑があふれています。

ご自身がご担当されているお仕事とはどのようなものでしょうか。

東京営業所に在籍しています。主に公共の委託案件・工事案件を担当していますが、付随する工事や、個人のお客様や企業様へのご提案や受託現場の管理も行っています。

今回担当されている「東京ビッグサイト」について教えてください。仕事の内容や施設の紹介などお願いします。

今は、2023年春に開業しました「有明GYM-EX(ジメックス)」の植栽などの年間管理を行っています。施設の雰囲気や景観等、建物との調和を考慮しつつ癒しで溢れた空間を作りたいと思いながら管理をしています。因みに有明ジメックスは愛称で、体操競技場だった施設を展示場として整備し、再開業するに際して付けられた愛称だそうです。

本案件を管理する際の意気込みなどを教えてください。

当社は、南町田グランベリーパーク、渋谷ヒカリエ等、数多くの商業施設の管理を行っています。これらの実績を基に、お客様のニーズに合わせて積算し管理計画を立てました。このような、お客様に寄り添った提案が実り管理を任せていただいたので、この期待を裏切らないように取り組んでいます。
また、公共工事、民間工事など植栽管理以外の業務も行っていますので、これらの経験により、附随工事や改修工事のご要望にも自信をもって応えることができると自負しています。そのためにも、経験と知恵を磨く努力を怠らないようにしています。

植栽管理のほか官庁工事などもご担当されているそうですが、仕事に対する姿勢や心がけていることはありますか。

官庁工事では、お客様のご要望に的確に応える「緑の御用聞き」として近隣対応まで取り組ませていただいています。片側で、「緑のアドバイザー」として、技術力や機動力を駆使したご提案が大切だと考えています。東急グリーンシステムのブランドは、これに日ごろからの目配り、気配りが加わってできあがっているとおもいます。

仕事を通してやりがいを感じる瞬間や喜びを感じる瞬間はどのような時ですか。

工事が終わり、完成した公園で子供たちが楽しそうに遊んでいる姿を見たときです。管理では、美しい景観を作り上げた時や、樹木の生長を感じた時に喜びを感じます。
更には各現場で培った日々の経験を生かして、新たな仕事をご用命をいただいた時やご評価やご紹介をいただけた時も、その喜びは一塩です。

今後未来に向けてお客様や地域や社会にどのような「みどり」を提供し、どのように「みどり」に関わっていきたいですか。

人・生き物・緑が集う空間が提供できたらと思っています。心の癒しや地域の憩いの場、コミュニケーションの場として、微力ですが貢献したいと思います。1つ1つ案件をこなし、私自身も常に成長しながらお客様に新しいご提案をし続けたいと思っています。